chido の意味とは?メキシコの「かっこいい」と padre との違い


こんにちは、コダックです。
メキシコの映画を見たり、メキシコの人が書いたコメントを読んだりすると、こういう言い方が次々に出てきます。

¡Qué chido!
Está bien chido.
Tu chamarra está chida.

どれも日本語字幕では「かっこいい」あたりに落ち着きます。ただ chido の範囲はもっと広くて、こんな場面にも出ます。

かっこいい
イケてる
最高
いいね
すごい
きれい
楽しかった

さらに形が4つに変わるので、そこでも手が止まります。

chido
chida
chidos
chidas

形が変わると意味も変わるのでしょうか。qué chido はどういう意味でしょうか。そして、同じ「かっこいい」を表す padre とはどう違うのでしょうか。初心者の目線で、順番に見ていきましょう。
 

 
¡Qué chido! って聞いたんだけど。
chido って「かっこいい」ってことなの?
Kodak
それがいちばん便利な訳です。ただ実際はもっと広いんです。
chido は「これ、いいな」と思ったものすべてに使えます。服でも、旅行でも、人柄でも、届いた知らせでも。

 

chido はメキシコのスペイン語でどういう意味?

Chido は、何かをほめるときに使うくだけたメキシコの形容詞です。

結論:chido の意味ざっくり肯定: いい/よかった
感心: かっこいい/イケてる/最高
見た目: かっこいい/きれい
体験: 楽しかった/よかった
反応: いいね!/すごいじゃん!

メキシコの国語辞典(Diccionario del español de México)は chido を「良いもの、美しいもの、評価に値するもの」と定義しています。つまり中身は1つです。

chido のコアイメージ「話し手が良いと思ったもの」

何を良いと思ったのかは、文脈が教えてくれます。だから訳語も、そのつど日本語側で選び直すことになります。


音楽
映画
パーティー
場所
アイデア
体験

うれしい知らせ

 

Tu coche está chido.
その車かっこいいね。

La fiesta estuvo chida.
パーティー、最高だった。

Es un lugar muy chido.
すごくいいところだよ。

¡Qué chido que ganaste!
勝ったんだ、すごいじゃん!

スペイン語側は全部 chido ですが、日本語は「かっこいい」「最高」「いい」「すごい」と変わります。日本語のほうがほめ言葉を細かく使い分けているからです。
 

 
全部「かっこいい」で訳しちゃダメなの?
Kodak
上着なら「かっこいい」でぴったりです。でも旅行に「かっこいい」は変ですよね。
そこは「楽しかった」「よかった」に切り替えてください。訳すのは単語ではなく、ほめている気持ちです。

 

chido の発音

表現: chido
カナで近づけると: チド
IPA: /ˈtʃiðo/
音節: chi-do
アクセント: 頭の chi

ここは朗報です。chido は日本語話者にとって、ほとんど練習の要らない単語です。

日本語話者に有利な点:
スペイン語の ch は [tʃ]。これは日本語の「チャ・チュ・チョ」の子音とまったく同じ音です。chi は「チ」をそのまま置けば合います。

気をつけるのは1点だけ。「チード」と伸ばさないことです。スペイン語に長音はないので、「チ・ド」と2拍で、頭を少し強く言えば完成です。

CHI – do

女性形の chida も同じで、「チ・ダ」です。
 

chido・chida・chidos・chidas

chido は形容詞なので、-o で終わる他の形容詞と同じように、指す名詞の性と数に合わせて形を変えます。

合わせる相手
chido男性・単数un coche chido
chida女性・単数una película chida
chidos男性・複数(男女混ざる場合も)unos zapatos chidos
chidas女性・複数unas fotos chidas

 
日本語には形容詞が相手に合わせて変化する仕組みがないので、ここは意識して練習が必要な箇所です。1つずつ見ていきましょう。

男性名詞に付く chido

Es un restaurante chido.
いい感じのお店だよ。

Compró un teléfono muy chido.
めちゃくちゃかっこいいスマホ買ったんだって。

女性名詞に付く chida

Es una canción chida.
いい曲だよね。

Tu chamarra está chida.
その上着かっこいいじゃん。

複数名詞に付く chidos

Compré unos tenis chidos.
かっこいいスニーカー買った。

Conocimos unos lugares muy chidos.
すごくいいところを何か所か回ったよ。

女性複数名詞に付く chidas

Tomaste unas fotos muy chidas.
めっちゃいい写真撮れてるじゃん。

Las canciones están chidas.
どの曲もいいね。

 

 
chida になると意味も変わるの?
Kodak
意味は同じです。相手の名詞が女性名詞だから語尾が変わっただけですよ。
una película chida は「いい映画」、un lugar chido は「いい場所」。ほめている中身は変わりません。

 

qué chido はどういう意味?

¡Qué chido! は、知らせや体験、目にしたものに対する感嘆です。日本語だと、このあたりになります。

いいね!
かっこいい!
すごいじゃん!
最高!
やったね!

—Me dieron el trabajo.
—¡Qué chido!

—就職決まった。
—すごいじゃん!

—Vamos a viajar a México.
—¡Qué chido!

—メキシコ旅行行くんだ。
—いいなあ!

¡Qué chido está tu cuarto!
部屋めっちゃかっこいいじゃん!

書くときは、qué にアクセント記号が付きます。

感嘆文として正しい形: ¡Qué chido!
ネットでよく見る形: Que chido!

感嘆文や疑問文の qué には記号が必要です。SNSでは記号や頭の ¡ を省く人も多いですが、覚えるときはこちらで。

¡Qué chido!

 

qué chido que… の形

Qué chido que… は、「〜してくれてうれしい」「〜なのがすごい」と、出来事そのものをほめる形です。

¡Qué chido que viniste!
来てくれてうれしい!

Qué chido que encontraste trabajo.
仕事見つかったんだ、よかったね。

¡Qué chido que podamos viajar juntos!
一緒に旅行できるの、めっちゃうれしい!

この形では、ほめている相手が名詞ではなく「出来事まるごと」です。だから語尾は chido のまま固定されます。

¡Qué chido que ganaron!
勝ったんだ、すごい!¡Qué chido que estés aquí!
ここにいてくれてうれしい!

 

 
qué chido que viniste って、なんで chida にならないの?
Kodak
ほめている相手が「あなたが来てくれたこと」という出来事だからです。
合わせるべき女性名詞がないので、chido のまま置きます。決まった形として覚えてしまいましょう。

 

qué chida… の形

女性名詞を直接ほめるときは qué chida になります。

¡Qué chida está tu chamarra!
その上着めっちゃかっこいい!

¡Qué chida la canción!
この曲いいね!

2つを並べると、どこを見ているかの違いがはっきりします。

¡Qué chido que compraste una chamarra nueva!
新しい上着買ったんだ、いいね。¡Qué chida está tu chamarra nueva!
その新しい上着かっこいいね。

前は「買ったこと」をほめていて、後ろは「上着そのもの」をほめています。だから後ろだけ chamarra に合わせて chida になります。
 

bien chido の意味

メキシコでは、形容詞の前に bien を置いて「めっちゃ」「すごく」の意味にします。

bien chido
めっちゃかっこいい
すごくいい
かなりいい感じ

Ese juego está bien chido.
そのゲームめっちゃおもしろいよ。

Conocimos un lugar bien chido.
すごくいいところ見つけた。

La película estuvo bien chida.
映画めっちゃよかった。

ここでの bien は「上手に」ではありません。muy と同じ強調の働きをしています。

muy chido
とてもいいbien chido
めっちゃいい

どちらも使えますが、bien chido のほうが話し言葉っぽく響きます。日本語の「とても」と「めっちゃ」の距離に近いですね。
 

 
bien って「よく」でしょ?bien chido って文法的におかしくない?
Kodak
おかしくありません。メキシコの会話では、bien が形容詞を強める役に回ります。
bien bonito(めっちゃきれい)、bien caro(めっちゃ高い)のように、いくらでも出てきますよ。

 

意味1:物や見た目をほめる chido

見た目が良い、おしゃれ、おもしろそう——そういう物に使います。

Tu reloj está chido.
その時計かっこいいね。

Compraste una mochila muy chida.
めっちゃいいリュック買ったじゃん。

Me gustan esos diseños; están chidos.
そのデザイン好き。イケてるよ。

日本語だと、このあたりが当たります。

かっこいい
イケてる
おしゃれ
いい感じ
最高

 

意味2:体験や出来事をほめる chido

楽しかったこと、うまくいったことにも使えます。

El concierto estuvo chido.
ライブよかったよ。

La fiesta estuvo bien chida.
パーティーめっちゃ楽しかった。

Fue un viaje muy chido.
すごくいい旅行だった。

ここで「かっこいい」と訳すと日本語が壊れます。「よかった」「楽しかった」に切り替えてください。
 

意味3:考えや計画をほめる chido

提案やアイデアに賛成するときにも出ます。

Tu idea está chida.
そのアイデアいいね。

Suena chido.
よさそう。それでいこう。

Sería chido viajar juntos.
一緒に旅行できたら最高だね。

計画が「おしゃれ」という意味ではありません。単に「気に入った」と言っているだけです。
 

意味4:うれしい知らせへの chido

qué chido は、いい知らせへの返しとして頻出します。

—Aprobé el examen.
—¡Qué chido!

—試験合格した。
—やったね!

—Mi hermana viene a visitarme.
—Qué chido.

—お姉ちゃんが遊びに来るんだ。
—いいね。

—Vamos a tener vacaciones la próxima semana.
—¡Qué chido!

—来週から休みなんだ。
—最高じゃん!

テンションの高さは声で決まります。文字は同じでも、軽い「いいね」から「最高!」まで幅があります。
 

意味5:人をほめる chido

人柄にも使えます。

Tu amigo es muy chido.
あの友達、めっちゃいい人だね。

La maestra es bien chida.
あの先生すごくいい人だよ。

Son personas muy chidas.
みんないい人たちだよ。

人に使うときは、こういう含みになります。

気さくだ
話しやすい
サバサバしている
助けてくれる
おもしろい
一緒にいて楽しい

どの意味なのかは、はっきり言われないことが多いです。「いいやつ」くらいのざっくりした肯定だと思ってください。
 

 
eres chido って言われたら、見た目をほめられてるってこと?
Kodak
たいてい違います。「いいやつだね」「一緒にいて楽しい」という意味です。
見た目のことなら guapo のような別の語が出てきます。ここは人柄への好印象だと受け取ってください。

 

ser chido と estar chido

chidoserestar の両方と組みます。

ser chido

Ser chido は、そもそもの性質として「いい」と言う形です。

Mario es chido.
マリオはいいやつだよ。

Ese lugar es chido.
あそこはいい店だよ。

「もともとそういう人・そういう場所」という言い方です。

estar chido

Estar chido は、今そう見える・今回はそうだった、という評価です。

Tu nuevo corte de pelo está chido.
その髪型かっこいいね。

La película está chida.
あの映画いいよ。

Estaría chido ir a la playa.
ビーチ行けたら最高だね。

会話では線がゆるいですが、初心者はこう分けておけば十分です。

ser chido
もともといい/いいやつだestar chido
今そう見える/今回よかった

 

chido は失礼な言い方?

くだけていますが、下品ではありません。むしろメキシコのスラングの中では、いちばん安全な部類です。同じメキシコの言葉でも、下のような語とは事情がまったく違います。

no mames — 下品。相手を選ぶ
pinche — 罵倒に使う
güey — 相手を間違えると失礼になる

chido はほめ言葉なので、こういう危なさがありません。ただ、くだけた会話の言葉であることは変わりません。

場面chido の聞こえ方
友達との会話自然で親しみがある
いい知らせへの反応明るくて好印象
SNSのコメントごく普通
気さくな同僚との雑談ゆるい職場なら問題なし
改まったプレゼンや社内文書くだけすぎ
論文や公式の書類まず不適切

 
かたい場面で言い換えるなら、こちらです。

bueno — いい
genial — すばらしい
excelente — 優れている
bonito — きれい
agradable — 心地よい
interesante — 興味深い

 

 
初心者でも chido は安心して使えるスラングなの?
Kodak
くだけた会話ならかなり安全です。ほめ言葉なので、相手を怒らせる要素がありません。
気をつけるのは、かたい文章と公式の場だけ。そこだけ避ければ、どんどん使って大丈夫ですよ。

 

chido はメキシコの外でも使う?

chido はメキシコのスペイン語と強く結びついた語です。メキシコの映画・ドラマ・音楽・動画は各国で見られているので、他の国の人も意味は知っています。ただ、自分で言うときは別の語を使います。

表現よく使われる地域だいたいの意味
chidoメキシコかっこいい、最高
padreメキシコかっこいい、最高
guayスペインかっこいい
chévere中南米の広い範囲かっこいい、最高
bacán南米の一部かっこいい、すばらしい

 
日本の教科書に載っているのは、たいていスペイン本国式の guay 側です。chido を使うと、それだけでメキシコ寄りの話し方になります。

使う世代についてくだけた語ですが、若者だけのものではありません。chido は20世紀の後半から記録があり、半世紀近く使われ続けています。
日本語の若者言葉のように数年で古びる語ではないので、覚えておいて損はありません。

 

chido と padre の違い

Chidopadre は、どちらもメキシコで「かっこいい」「最高」を表します。意味はかなり重なります。

chido
良い、いい感じ、楽しい、評価に値するpadre
とても良い、楽しい、立派だ、質がいい

日常の場面では、どちらを使っても通じます。

La película estuvo chida.
映画よかったよ。

La película estuvo padre.
映画よかったよ。

どちらも自然なメキシコのスペイン語です。ただ、初心者が押さえておくと得な違いがいくつかあります。

違い1:chido は性・数で形が変わる

chido は名詞に合わせて変化します。

un coche chido
かっこいい車una película chida
いい映画
unos lugares chidos
いい場所いくつか
unas fotos chidas
いい写真いくつか

違い2:スラングの padre は形が変わらない

「かっこいい」の意味の padre は、女性名詞に付いても padre のままです。

un lugar padre
いい場所una película padre
いい映画

padra という形は存在しません。ここが最大の落とし穴です。

 
じゃあ una película padra って言ったら間違いなんだ?
Kodak
間違いです。padre がこの意味のときは、女性名詞でも padre で止まります。
una película padre と言ってください。chido のクセをそのまま持ち込むと、ここで転びます。

 

違い3:日本語に置き換えたときの寄り方

きっちりした規則ではありませんが、日本語に直すと寄りやすい方向があります。chido は物や見た目に付きやすく、「かっこいい」「イケてる」に落ちます。

Tus zapatos están chidos.
その靴かっこいいね。

Es un diseño chido.
イケてるデザインだね。

一方 padre は出来事や体験に付きやすく、「よかった」「最高だった」に落ちます。

La fiesta estuvo padre.
パーティー最高だった。

Qué padre que vinieron todos.
みんな来てくれてよかったね。

あくまで傾向で、入れ替えても通じます。人によって好みも違います。

違い4:どちらもくだけたメキシコ語

どちらもかたい場面には要りません。

くだけたメキシコのスペイン語:
La idea está chida.
La idea está padre.もっと無難なスペイン語:
La idea es buena.
La idea es genial.

 

chido と padre の比較表

項目chidopadre
基本の意味かっこいい、いい、最高かっこいい、よかった、最高
かたさくだけたメキシコ語くだけたメキシコ語
女性・単数chidapadre(変わらない)
男性・複数chidospadres
よく出る感嘆¡Qué chido!¡Qué padre!
日本語で寄る先「かっこいい」「イケてる」「よかった」「最高だった」

 

 
chidopadre、どっちを使えばいいの?
Kodak
どちらでも自然です。まず文法の違いだけ覚えてください。chidochida に変わりますが、padre は変わりません。
あとは、周りのメキシコ人がどちらをよく使うかを聞いて合わせるのがいちばん早いです。

 

chido と bueno の違い

Bueno は、どこでも通じる「いい」です。chido はそこにメキシコらしさと熱が乗ります。日本語で言えば「いい」と「イケてる」の距離です。

Es un buen restaurante.
いいお店だよ。
(クセのない言い方)Es un restaurante chido.
いい感じのお店だよ。
(くだけていて、メキシコ色が出る)

La película fue buena.
映画はよかった。

La película estuvo chida.
映画めっちゃよかった。

無難に済ませたいときは bueno。くだけた場面でメキシコらしく言いたいときは chido です。
 

chido と genial の違い

Genial は「すばらしい」で、スペイン語圏のどこでも通じます。

genial
どこでも通じる、クセの少ない語chido
くだけていて、メキシコと強く結びつく

Tu idea es genial.
そのアイデアすばらしいね。

Tu idea está chida.
そのアイデアいいね。

違うのは「ほめている」という中身ではなく、どこの言葉でどれくらいくだけているか、という点だけです。
 

chido はどこから来た言葉?

実は、はっきりしていません。
メキシコ学士院(Academia Mexicana de la Lengua)の資料では、chido は英語の cool を訳した新語ではなく、caló(庶民の隠語)に由来する古い言葉として扱われています。20世紀のメキシコの caló 辞典に「良い」「美しい」の意味で記録があり、そこから若者の話し言葉に広がりました。

chido のたどってきた道庶民の言葉・caló の語彙

「良い」「美しい」の意味で使われる

くだけた話し言葉、とくに若者の言葉として広がる

今の「かっこいい」「最高」の意味に定着

ネット上には、特定の先住民語や外国語と結びつける説がいくつも流れていますが、裏づけのないものが多いので鵜呑みにしないでください。
学習者にとって大事なのは1点です。chido は英語をスペイン語の文に混ぜたものではなく、メキシコで育った言葉だということ。
 

 
英語の cool から作った言葉じゃないの?
Kodak
違います。今の使い方が似ているだけで、chido にはメキシコの庶民の言葉としての歴史があります。
借用語ではないので、英語を思い浮かべずに覚えたほうが正確ですよ。

 

chido を使ったよく出る言い方

1. ¡Qué chido!

¡Qué chido!
いいね!
すごいじゃん!

知らせや体験、目にしたものへの反応です。

2. Está chido

El diseño está chido.
そのデザインいいね。

目の前のものを評価する形です。

3. Bien chido

Tu nuevo teléfono está bien chido.
その新しいスマホめっちゃかっこいい。

bien で強めた形です。

4. Qué chido que…

¡Qué chido que pudiste venir!
来られてよかったね!

出来事そのものをほめる形です。

5. Se ve chido

Tu dibujo se ve chido.
その絵かっこよく見えるよ。

見た目の印象を言うときに使います。

6. Suena chido

Tu plan suena chido.
その計画よさそうだね。

提案に賛成するときの形です。

7. Estaría chido

Estaría chido hacer un viaje juntos.
一緒に旅行できたら最高だね。

「〜できたらいいね」と誘うときの形です。

8. Me quedó chido

Creo que el dibujo me quedó chido.
この絵、けっこういい出来だと思う。

自分で作ったものがうまくいったときに使います。
 

chido を使った自然な会話例

会話1:いい知らせ

A: Me aceptaron en la universidad.
大学に合格した。B: ¡Qué chido! Felicidades.
すごいじゃん!おめでとう。

会話2:服をほめる

A: ¿Te gusta mi nueva chamarra?
この上着どう?B: Sí, está bien chida.
うん、めっちゃかっこいい。

chamarra が女性名詞なので chida になっています。

会話3:映画の感想

A: ¿Qué tal estuvo la película?
映画どうだった?B: Estuvo chida. Me gustó mucho.
よかったよ。かなり好き。

会話4:計画に賛成する

A: Podemos ir a la playa el sábado.
土曜にビーチ行かない?B: Suena chido.
いいね、それでいこう。

会話5:人について話す

A: ¿Cómo es tu nuevo jefe?
新しい上司ってどんな人?B: Es chido. Siempre nos ayuda.
いい人だよ。いつも助けてくれる。

会話6:chido と padre を並べる

A: ¿Te gustó el concierto?
ライブよかった?B: Sí, estuvo bien chido.
うん、めっちゃよかった。
C: A mí también. Estuvo padre.
私も。最高だったね。

2人が別の語で同じことを言っています。どちらでも自然です。

会話7:かたい場面での失敗例

会社のプレゼンで:
Nuestro nuevo sistema está bien chido.
弊社の新システム、めっちゃイケてます。

意味は通じますが、bien chido はこの場ではくだけすぎです。こう言い換えれば収まります。

Nuestro nuevo sistema es muy eficiente y fácil de usar.
弊社の新システムは効率的で、操作も簡単です。

 

初心者がやりがちな間違い

間違い1:「おしゃれ」の意味だけだと思う

chido は見た目に限りません。いい知らせ、楽しかった体験、親切な人、役に立つアイデアにも使います。

間違い2:女性名詞に合わせるのを忘れる

女性・単数の名詞には chida です。

× una película chido
una película chida

間違い3:複数に合わせるのを忘れる

× unos lugares chido
unos lugares chidos

間違い4:que chido と記号なしで書く

感嘆文として書くときは、こうです。

¡Qué chido!

ネットでは省かれますが、学習中は付けて書きましょう。

間違い5:padre を padra にしてしまう

スラングの padre は、女性名詞でも形が変わりません。

una canción chida
una canción padre× una canción padra

間違い6:スペイン語圏の共通語だと思う

メキシコの語です。他の地域では guaychévere などが選ばれます。

間違い7:かたい文章で使う

下品ではありませんが、くだけた語です。書類では buenoexcelenteatractivo に替えてください。

間違い8:chido と padre をきっちり区別しようとする

かなり重なります。初心者が押さえるべき違いは文法だけ——chido は形が変わり、スラングの padre は変わりません。
 

chido についてよくある質問

chido は日本語でどういう意味ですか?

「かっこいい」「イケてる」「最高」「いいね」あたりです。メキシコのスペイン語でよく使う、くだけたほめ言葉の形容詞です。

qué chido はどういう意味ですか?

「いいね!」「すごいじゃん!」「最高!」という感嘆です。知らせ、物、体験、状況への前向きな反応に使います。

つづりは que chido ですか、qué chido ですか?

感嘆文では ¡Qué chido! が正式で、qué に記号が付きます。ネットでは省かれることも多いです。

bien chido はどういう意味ですか?

「めっちゃかっこいい」「すごくいい」です。この bien は「上手に」ではなく、形容詞を強める働きをしています。

chido の女性形は何ですか?

chida です。una película chida で「いい映画」になります。

chido の複数形は何ですか?

男性(または男女混ざる場合)は chidos、女性は chidas です。

chido は失礼ですか?

失礼ではありません。くだけていますが下品でもありません。ただ、かたい文章や公式の場にはふさわしくありません。

chido はメキシコでしか使いませんか?

メキシコの語です。他の国でも意味は通じますが、自分では guaychéverebacán などを使います。

chido と padre の違いは何ですか?

どちらもメキシコで「かっこいい」「最高」を表します。chidochidachidoschidas と変わりますが、スラングの padre は女性名詞でも padre のままです。

chido は人にも使えますか?

使えます。chidochida と言われたら、「いいやつ」「気さくで話しやすい」という意味です。

初心者は chido を使っていいですか?

どんどん使ってください。メキシコのスラングの中でも、いちばん安全なほめ言葉です。地域色とくだけ具合だけ覚えておけば大丈夫です。

chido は英語の cool から来た言葉ですか?

違います。今の使い方は似ていますが、chido にはメキシコの庶民の言葉としての、もっと古い歴史があります。
 

chido の意味:まとめ

● 表現: chido
● 読み方: チ・ド(頭を強く。伸ばさない)
● 主な意味: かっこいい、イケてる、最高、いい
● コアイメージ: 話し手が良いと思ったもの
● 地域: とくにメキシコのスペイン語
● 響き: くだけているが下品ではない
● 男性・単数: chido
● 女性・単数: chida
● 男性・複数: chidos
● 女性・複数: chidas
● qué chido: いいね!/すごいじゃん!
● bien chido: めっちゃいい
● padre との違い: 意味は近いが、chido は形が変わり padre は変わらない
● 初心者へ: 発音も安全度もやさしい。かたい文章だけ避ければ自由に使える

 

Kodak
chido は「かっこいい」だけで覚えないでください。
中身は「話し手が良いと思ったもの」という1つの感覚です。物なら「かっこいい」、旅行なら「楽しかった」、人なら「いいやつ」。相手を見て日本語を選べば、それで合いますよ。

 

 

Wildflowers in a meadow
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